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ホームページコラム 筆不精医誌曖昧模糊 -あいまいもこ-

漢方薬の虜
2024.09
こんにちは
院長の新です。
暦の上では秋だというのに2024年9月17日、石川県白山市の最高気温33度らしいです。
それでも、少し朝晩は過ごしやすくなりましたね。
ところで秋は、食欲の秋、運動の秋、勉強の秋とよく言われますね。
医療界では、学会シーズンでもあります。
例年、消化器病学会、内視鏡学会、肝臓学会、医師会の勉強会などに参加していました。
正直、私にはあまり胸が躍る勉強会とは思えず、仕方なく参加していました。
ところが、漢方の勉強会は面白い!
そこで、私がなぜ漢方を治療に加えたのか今日は、書こうと思います。
開業し、日々診療していると、西洋薬で治らない患者さまがいます。たとえば、めまい、耳鳴り、疲れが取れない、手足のしびれなどです。大きな病気ではないけれど、とてもつらいという内容です。大変困っていたところ、漢方薬の勉強会に誘っていただきました。これが私の漢方薬との出会いです。2015年です。患者様の体質に見合う漢方薬を選ぶことで、症状緩和だけでなく体質改善からお薬を中止することさえ可能になってくるのです。
そして、私がこの漢方薬の虜になったのは、もうひとつ理由があります。
それは、医者のそれぞれの考え方で個性豊かに診療を繰り広げられることです。
西洋医学では、診療ガイドラインがあり治療マニュアルがあります。使用する薬剤、分量まで決まっています。ところが漢方薬は、医者が独自に考え導き出し治療できます。その過程はとてもユニークともいえるのです。
それゆえ、治療がうまくはまると患者満足度が高いです。そして、私自身もやりがいを感じます。漢方の勉強会は、各々の先生方の処方にたいして、こんな効果があったやこういう方には、これを追加してみるのもよいなど様々な使い方をシェアして学びます。重鎮の先生方も惜しみなく教えてくださいます。自分自身も経験とともに蓄積される知識にも自信が持てるようになります。面白いことに診療科の垣根がないのも特徴と言えます。整形外科、内科、耳鼻科、精神科などの先生方が在籍され毎回勉強会は、とても新鮮です。
その面白さゆえにさらに極めたくなります。
話は変わりますが、
私はこの曖昧模糊にもよく書きますが、部類のサッカー好きです。中でも個性豊かなブラジルサッカーが好きです。日本人は、大抵組織プレーを好むヨーロッパサッカーを好みますが、私は、ブラジルサッカーを好みます。そのこともこの漢方薬に魅了されたのも、同じ理由です。
それは、『組織よりも個性を重視する』からだと思います。
個々の個性を引き出し思いっきり表現し、創造的かつユニークな意表を突く無限台ともいえる威力を発揮する!サッカーに例えていますがが、もうわくわくが止まりません。
みなさんは、いかがでしょうか?
私と同じ感覚の方、そうでない方、それも個性ですね!
属しているものの規模が大きくなればなるほど、個性を表現するのは難しいですが、
それでも個々の持っているものを誰の制限や抑圧もなく引き出し、思いっきりプレイする。思いっきり生き抜く!
漢方から生き方論になってしまいました(笑)
みなさんの人生の選択のヒントにでもなれば幸いです。


