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ホームページコラム 筆不精医誌曖昧模糊 -あいまいもこ-

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

VOL.68
2024.01

こんにちは 
新くりにっく 院長の新です。

 

新年あけましておめでとうございます。
今年は、元旦からサッカー日本代表の試合、タイ戦が観られると、ワクワクしております。
新年からサッカーの話題か~、とため息をつかれた方もいらっしゃると思います。

 

しかし、どうしてもいいたい事があるのです!
それは、放映権のこと!です。
どうぞ最後までお付き合いください。

 

私は、大のサッカーファンです。特にサッカー日本代表の試合観戦は生放送にいつもがぶりついて観ています。
2022年 カタールで開催されたワールドカップでは、ドイツ戦、スペイン戦と大逆転、大金星の試合に興奮された方も多いのではないでしょうか。そして、2023年11月から
次のワールドカップ(北中米大会)に向けて、アジア予選が始まりました。

 

ところが、2023年11月の日本対シリア戦(アウェー戦)が民法放送・衛星放送・ネット放送でも観られなかったのです。
なんで?(怒) その理由は、なんと放送権が高騰しているかららしいのです。
日本のテレビ局が買えない状態です。
まったく、ありえない!! 

 

ワールドカップの放送権もこのご時世なにかおかしいと感じます。。昔は全試合観戦するならBS衛星放送でないと観れない、と言われBS衛星放送をとりいれました。そうこうしたら次はCS(スカパー)放送でないと全試合観れません、と言われ、仕方なくCSチューナーも取り付けました。BS、CSと続いたら次はDSしか観れないなんて時代になるのでしょうか?これは悪い冗談ですが。そして2022年カタール開催のワールドカップでは、ABEMAやDAZNなどテレビからネットへと放送権が移り変わっていきました。そして、2023年11月~中東開催のワールドカップ予選、クラブワールドカップがこと如く、民法・NHK・BS・CS・ネット放送で観られなくなってきているのです。観戦するなら海外放送局のFIFA+への加入を勧められます。
サッカーファンの皆さん。同じ思いの方いませんか?

 

なんか、終わっている感じがしました。それは、スポーツも完全にビジネス化している!
ビジネスベースになるのは、仕方ないですが、せめてスポーツ観戦だけは、避けれないかと純粋に思います。

 

国内サッカーリーグをみても、2023年シーズンは、J1優勝はヴィッセル神戸、J2優勝は町田ゼルビアで幕を落としました。優勝の背景には、ヴィッセル神戸には楽天、町田ゼルビアにはCyber Agent(ABEMAで有名)といったビック・スポンサーが応援していたのです。その資金力のおかげで選手補強・選手獲得・監督獲得が充実していたのです。
これは、皆さんご存知のいわゆる当たり前のことですが、見る側にも格差がついてきていることに一サッカーファンとして疑問を持ちます。

 

繁栄した海外サッカーリーグの歴史を紐解いても、1990年代はイタリアリーグ(セリアA)、2010年代はスペインリーグ(ラ・リーガ)、2020年代からは中東リーグ(サウジアラビア、UAE、カタール)へと変遷していく流れがあるのです。2022年 クリスチャーノ・ロナウド選手はサウジアラビアのあるチームへ移籍、なんと年俸280億円(時給に換算すると324万円)で契約したようです。ウソ・・・、有名選手としても桁違いで破格すぎる。
他にも有名サッカー選手がどんどんと移籍しているのです。


中東のサッカーレベルは、それ程高くないのですが、もはや、お金で買収されている世界サッカー界、といっても過言ではない状況だと言えます。

 

中東のカタール代表チームは、FIFAランク58位(日本は13位)と低迷しているチームなのですが、以前よりは強くなってます。それは、代表選手のほとんどが外国人帰化選手(23名中14名が帰化選手)だったりするからです。

 

これは、もしや、裏で、なにか、お金が、動いていないか・・・
このままだと、近い将来ワールドカップ優勝国がサウジアラビアとかになって、選手をよく調べたら、全員が外国人みたいな事になるんじゃないかと今から心配にもなってきます。

 

国内サッカーリーグに立ち返っても、Jリーグチームは県外選手ばかりで、かつ外国人選手枠が緩くなったりしています。また高校サッカーでも、名門高校はほとんど県外の選手だったりするのが、もはや当たり前の状態になっております。

 

その地域のチームをその地域に住む人々が、応援支援し勝ち進み、大きくなっていく喜びがスポーツにはあります。その土地のスピリットです!
大げさに言うと、地域密着的な考えや、その土地を愛する風土が失われ、ただ11人集めればいいというチームの形になり、そのスピリットを軽んじられているような気がしてなりません。

 

ここまでくると、言わば、ビックスポンサーのためのスポーツ劇、持ち物と化しているのではないでしょうか。サッカー界だけでないですね。

 

本来、サッカーを楽しみプレイする選手と心から応援するサポーターがそのゲームを通しひとつになりこと。その土地のスピリットの熱き戦いを戦いではなくゲームで表現をするこれがサッカーだと思うのです。それが面白いのです。
ということで、放映権からスピリットの話になりましたが。。。

 

みなさま長々、私のサッカー談義にお付き合いくださいまして、
ありがとうございました。

 

そんなこんなで、当院では不定期ですが、昨年から院内でお茶会や飲み会を開催するようになりました。当院LINEないしは受付、診察前掲示物でご案内しております。
ご興味がある方は、どうぞご参加ください。

 

みなさま
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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