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ホームページコラム 筆不精医誌曖昧模糊 -あいまいもこ-

3年目スタートです!

VOL.30
2017.05

こんにちは。院長の新です。

 

5月です。ゴールデンウィーク真っただ中です。行楽、旅行へとお出掛けされている方も多いのではないでしょうか。木々も芽吹き新緑がまぶしい時期、この時期は毎年本当に気持ちが良い気候となりますね。

 

さて、私事でありますが、今月2日は、当院の開院記念日です。無事に2周年を迎えることができました。これもひとえに、地域の皆さま、通って来てくださる患者さま、陰で支えて下さっている関係者の皆さまのご支援の賜物と心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

開院時より日々の診療において感じることもこの「あいまいもの」のページで書いてきました。ですので、読者の皆様もすでに認識いただいているかもしれませんが 「薬だけでは治せない病気がある!」 のです。

 

薬の本来の薬効を生かすためにはそれを吸収する胃腸が健康でなければいけません。また、日々の食事においても、体によい食事をいくら心がけていても、胃腸が不健康ならとても残念な結果となります。栄養素を分解し吸収するのは胃腸なのですから、よく考えれば当たり前のこと。ですが、この当たり前のことに人はなかなか気が付きません。もちろん胃腸だけにとどまらず、私たちの体に存在するものは全てが重要です。大切でない部分など一つもありません。

 

その中でも敢えて優先順位をつけるなら、肝心かなめという言葉がありますが、まさに胃腸は最重要な部分に当たると考えています。開院当初、検査屋医師にはなりたくないとの思いで内視鏡検査は取り入れませんでした。しかし、患者様と向き合い2年を迎え、この度内視鏡の必要性を強く感じ、当院でも胃カメラ検査を導入することとなりました。検査結果を踏まえて、しっかり患者さまの肝心かなめの部位の状態をより精密により多角的アプローチで見極め、胃腸へのアプローチを栄養療法も使いながら行っていきます。内視鏡検査は、不安や苦痛がある検査だと思われている方も多くいらっしゃいますので、私なりに考えた手法により極力苦痛のない検査を行っていくつもりです。

 

このように私のやりたいことがすぐに始められる環境は、有り難いことです。私を理解し支えてくれるスタッフのサポートのおかげだと思っております。ほぼ開院当初からの大切なかけがえのない仲間です。「先生、まずやってみましょう!」と言ってくれることに心強さを感じます。このスタッフと初心を忘れず、患者さまに安心してなんでも相談していただけるような診療を心がけてまいります。

 

3年目スタート!!これからもさらに進化する新くりにっくをよろしくお願いいたします。


 

院長 新  浩一

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